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【同じ借金でも意味が違う!!】

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2018年5月9日

皆さん、おはようございます!今日はちょっと借金について思う事をまとめてみました。
添付をご覧ください。これはいわゆる財務諸表ですが、細かい事はいいとして、「借金がどう使われ、何を生んだのか」という意味で矢印をとらえていただければいいと思います。

① は前にも紹介しましたが、私の好きなB級シネマの「難波金融伝 ミナミの帝王」に出てくる借金タイプです。よそで借りた借金を返すために、また借金をする。負債は何も減りません。金利分余計な費用もかかります。これには、社員への未払い給与を払う為に借金をするのも含まれます。未払い給与が発生するまでほっておく自体がダメだと私は思います。

② は自分の見栄の為に、不必要な服、靴、外食などに消費、浪費する借金タイプです。借りた金でキャバクラに通うのもいますよね。これも何も資産を生み出しません。

③ はいわゆる日本のいいお父さんの借金タイプですね。ご家族の為に、ご自宅や車を買う。これは大変すばらしい事です。ただ、一見、資産を持っているように思いますが、日本のほとんどの場合、それら資産価値は目減りして償却していきますので、結果費用になっている場合が多いわけです。

④ はソフトバンクの孫正義さんはじめ、資産をうまく形成されている方の借金タイプです。借金で価値ある資産を買い、それが収益を生み出し、また資産(ここではわかりやすく現金としています)を生み出す。もう一枚の写真はソフトバンクの貸借対照です。2017年末時点で、有名なスプリント、アーム社の買収にかかわる借金2兆7千億円含めて合計負債は22兆円もありますが、資産が29兆円あります。しかも、孫さんの場合はアリババを例に、買った資産が③の目減りではなく、価値が大きく上がりますから、そこでも資産価値が増えるのですよね。

以上、表現は私見がありますが、言いたい事は、借金するなら、収益、新たな資産を生む資産形成に使うべきだと思うわけです。もちろん、借金せずに、「稼いだ収益」を、「収益を生み出す資産」投資に使って、少しでも「不労所得インカム」を増やすのがいいと思います。