カナダのシンクタンク、フレイザー・インスティテュートが20日発表した「世界経済自由度調査」で、香港が10点満点中9.01点で1位、2位シンガポール(8.68点)、3位ニュージーランド(8.20点)の順、日本は7.44点で12位、中国は92位。
この調査は、政府の規模・法律・貨幣制度・貿易自由度等を判定するもの。記者会見同席のノーベル経済学賞受賞者、米経済学者バーノン・スミス氏は、香港の最低賃金制を批判。米国の経験から、最低賃金制は低学歴の若者の就業機会を奪うと述べ、撤廃すべきとの見方を示した。