大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)会計事務所発表による、プライベートバンキング(PB)と資産管理に関する世界市場動向りポートで、今後2年間で、香港とシンガポールは国際プライベートハブバンキングとしての地位を高めるとの予測が盛り込まれた。
PwCによる国際金融機関275社への「2年後の資産管理・PBハブ」についての聞き取り結果によると、1位シンガポール・2位スイス・3位香港と回答、以下NY・ロンドンと続いた。2011年時点では、1位スイス・2位ロンドン・3位シンガポール・4位香港・5位NYの順。
欧米での規制強化を懸念する資金が伝統的な国際ハブから流出、またアジアが世界平均を大きく上回る年率18%での成長が見込まれることが要因とみられる。